12/10(火)蜆塚中学校2年生の未来授業

 マルコーニが無線機を発明して高速の電波に情報を載せて以来、情報共有が出来るネットワークの重要性を説明して、アマチュア無線は昭和のSNSながら全く知らない初めての方とも情報交換が出来るCQ呼び出しを解説中のtodo。今回から教室からのCQはメインCHで行い、CQ応答は地域の無線家JE2EIH局やJL2NNV局が協力してくれました。生徒はEIH局の意外な質問に驚き自分達で考えながら交信する臨場感がリアルで本来のQSOスタイルになって行きました。流石郷土のベテラン無線家のお陰で、地域との関連性を大事にする未来授業の方針に合致しています。交信体験の後にはQRZ.comのtodoのlogbookを紹介して、海外交信も出来て外国にも友達が出来る証跡を示し、生徒の外国語習得意欲や国際交流意欲を引き出しています。

 今回はスマホと中継局の要らないアマチュア無線の違いと防災情報共有連携体制を紹介して、避難所運営にも社会貢献出来る学校倶楽部局の開設等も提案してみました。また日本の惑星探査機はやぶさ2が3億キロも離れた天体からサンプルを地球に持ち帰り、地球に帰還する事なく再び他の惑星探査に向かうSDGsの精神についても紹介してみました。JWSTジェームズウェップ宇宙望遠鏡の制御や画像読み出し通信技術もアマチュア無線技術と密接な関係だと説明しました。

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