小学校は45分授業なので、電波活用に特化した授業を体験してもらいました。自己紹介では中学校時代に聞いた海外日本語放送がきっかけとなって、高等学校からはドイツ語やスペイン語のNHKラジオ講座を聴いては挫折し、何年もそんな事を繰り返していた事が、後年仕事に就いてから躊躇なく海外出張に対応出来て現在までに54ヵ国に行った事を話しました。この時点で生徒たちは吃驚して、皆が驚きを持って話を聞いてくれました。
スマホと違ったアマチュア無線の情報共有形態とその醍醐味について紹介してみました。空中の電波をどう無線機に取り込むかという図解と、出合った初めての方との交信の醍醐味や防災時の学校避難所との交信活用例を主体に紹介しました。
実際に体験交信を校外CQを出して体験されたら、8名の皆が自然と無線機の周りに集まって来て、交信相手JA2PWUの話す内容に反応して「楽しーい!」「面白ーい!」と全く純真に教室の床上で飛び跳ねる生徒まで居て強い関を示してくれました。こちらにマイクが回って来ると、さあ大変とばかりにオペレーターを皆でサポートしようと協力し出す姿も実にほほえましかったです。
後半のGRでの体験交信では、メインCHでのCQに地元モービル局JM2TQB鈴木さんが出て来てくれて、生徒は移動局との体験交信を楽しむ事が出来て楽しそうでした。麁玉小学校での体験交信の授業はきっと彼らに忘れない思い出になったでしょう。地域連携で体験交信授業の相手をして頂いた方々に深く感謝しております。授業の最後には来月実施するCBT4アマ無料講習会の話もして電波少年をアマチュア無線に誘ってみました。今回の授業はお陰様で大成功です。


