12/02浜松江之島高で未来授業を実施しました。

 今回は学校側からの特別な授業テーマに応じて、無線の体験交信は行わず、「仕事の理念に私は如何個性を発揮したか」と言うテーマで講義を行いました。高校生の皆さんがどんな基準で仕事を選び、どんな事に留意をして働くか人生の生き方の参考になるように、講師自身が如何いう考えで好きな職業を選び、実際に企業で挫折し、どう立ち直って活躍したかと言う話をしました。好きな事は何回挫折しても継続することが出来た例としてNHK各種外国語ラジオ講座を聴いていました。そしてアマチュア無線も好きなのでその通信方式を仕事に活かす事が出来たのは、一つの個性を発揮して海外で大活躍出来た要因に思います。よって仕事は好きな事を選び、その為にはマイナーな事でも継続的努力をした特技や個性は自らを助ける事があると言いたかったのです。また上手くいかない事があっても自分ばかりを責めるのではなく、仕事のやり方には従来方式に捉われずに、このようにやり方を変える必要がある等と考えると良い。日本人は勤勉だがドイツ等と比べると時間効率が相当に悪いので、必要は発明の母であるという英語の諺を引用して、仕事のやり方を個性を生かして効率的に変える価値観を強調してみました。
 また失敗から立ち直る秘訣も大事です。失敗は成功のもとと言う考え方や失職してハローワークでの職探しで落ち込み極度の精神不安からどう立ち直ったのかという貴重な復帰体験も話してみました。そんな時はESS 早い時期のごく小さな成功体験を積んで自分に自信をつけていく事が大事ですね。複数の大病院の精神科医から重症と言われて直立歩行も出来なかった人間が僅かその5年後には海外の大プロジェクトの設計主務者となっていたのですから。
 最後にIT・AI時代に求められる人間像として、人から指示が無くても自分らしさを自ら発揮できる自律性の高い人を目指して欲しいので、杉原千畝や中村哲や緒方貞子が如何立ち向かったかを調べて欲しいと言って講義を修了しました。🦭

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です