10/14(火)北星中学校未来授業実施しました。

浜松市立北星中学校の教室は2F南面で教室外にベランダがあったが、安全上で南京錠が掛かっておりアンテナの屋外設置が認められなかった。立地的には三方原台地上で教室内アンテナ設置でも問題ないだろうと判断しました。
 本校は運動部活の活躍も素晴らしく正門付近には駅伝5位入賞等の幟旗も沢山立っていた。そこで電波活用講座では情報伝達手段として古代駅伝制度の話からして、明治になって無線によって馬の代わりに高速電波に情報を載せて、一気に高速情報共有が可能となったラジオ無線の利用の歴史を説明してみた。体験交信でCQを出してみたが、出て来た局の電波はRS41と厳しかった。困ったな。生徒ではギリギリの了解度だが何とか予定していた体験交信が出来ました。
 2時間目のクラスではCQ応答してくれた局はRS59を送ってきたがこちらにはRS31と一段と厳しく交信を断念した。こんな事は初めてのケースであったが、他ワッチ局御座いますかというとJK2PHRがRS59で入感してきたので、この石崎さんと明瞭に生徒が体験交信をする事が出来て幸運であった。そう。スマホと違ってアマチュア無線は初めての場所では電波の飛びや受信でその環境に左右されやすいのだ。だが、こんなリアルな感覚がこのクラスには伝わり、結構真剣になって聞き耳を聳てたり、スマホの様に明瞭に会話が出来たりとかえって生徒達の関心を惹いたことは幸いであった。
 この授業の数日前にパソコンの調子が悪くなり使えなかったので、パソコンファイルとプロジェクタは使わず、少し効率の悪い黒板利用の説明になって校外CQを出す時刻も遅れてしまい各局に御心配をお掛け致しました。

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