常葉大学付属菊川中学校は高台にあり尚且つ3Fの教室だったので電波の送受信環境としては申し分が無い。先ずは教室に入り三脚アンテナや無線機の設置及び大型液晶モニターとノートパソコンを設置して予め授業効率を考えて要点を事前に板書した。1時間目の生徒さんは女性も多かったです。生徒と名刺交換後は早速自己紹介で自動車生産設備の主にソフト設計職だった事を写真で紹介して、どんな事が役立ったかを話してみました。
中学時代に短波ラジオで聞いた海外日本語放送から外国語に興味を持った事と高校時代に夢中になったアマチュア無線の情報共有ネットワーク構造を多数の機械を連携制御する仕事に応用出来た事で、巨大な自動車生産設備を海外多国に導入する事が出来た事を話しました。これがきっかけで今までに海外54か国に行った事も話してみました。一枚目写真はその制御方法の模式的概略説明をモニターに出して行っている様子です。資源の乏しい日本が技術立国として大きな事業をするには継続的な努力が必要でまさにRome was not build in a day.(ローマは一日にして成らず)です。そしてチャンスを活かすには初めての事でも失敗を恐れず果敢に挑む事が大切で正にFaifure teaches success.(失敗は成功のもと)で、チャレンジして失敗した人は、チャレンジしなかった人より半歩は前進しており成功に近づいている話をしてみました。
この話の直後に本日の体験交信をしてみたい方を募ると、生徒達も早速手を挙げてくれました。予定時間より少し遅れてCQ呼出を行うと、嬉しい事に地元菊川市のJN2RSC局が応答してくれました。明瞭な可愛い女性の声に生徒達もどこか安心して和んだ雰囲気です。皆が吃驚してJN2RSCの話す内容に興味を持ってそば耳を立てて聞いているので、無線機の周りに身近に集めてみました。いまここで交信している内容はラジオ放送の様に菊川市を中心に静岡県西部地方の沢山の方が聞くことが出来るんだよと言うと生徒たちは吃驚していました。アマチュア無線は初めての知らない方ともこうやって友人になれて、多人数でラウンドQSO出来る点がスマホと違って楽しい。そして直接電波で交信しているので、スマホの様に中継局や光ファイバー伝送路が不要なので災害時に強い利点を説明してみました。
2時間目の体験交信では地元菊川市のJA2RWUさんがCQを拾ってくれました。RWUさんは高校時代に無線を始めて、沖縄と交信したり、海外の多国と交信が出来た事を紹介してくれました。生徒達は一体どこまで交信が出来るのか興味深々と言った様子でした。体験交信後は地球上の鏡の様に電波を反射する電離層利用の短波の交信例としてTodo爺のインターネット上に公開している交信記録を紹介したり、極超短波を使った宇宙通信の例として惑星探査機ハヤブサ2の話を出して何と3億K㎡離れていても電波で通信が出来る事を紹介しました。そして将来の技術者育成を考慮して身近な電波活用の例として車のナビの簡単な原理を説明してみました。実は電波は一秒間に30万㎞届くという事を応用しているだけでこんなことが出来ちゃうんだよとか説明すると、それなりに解ってくれて大変興味を持って貰えました。
授業の最後は例によってIT/AI時代に求められる人材は人から指示が無くても自分らしさを行動に発揮できる自律性の高い人ですよと言って修了です。そして修了証書の裏面に載せた3/28,29に実施するCBT4アマ受験無料講習会の案内をして終わりました。地元菊川各局には大変お世話になり有難う御座いました。お蔭様でtodo爺も幸せです。


